「手にマイクロチップを埋め込む」
そう聞くと、なんだかSF映画の世界みたいですよね。
人間がロボットに近づくのか、それとも近い将来、スマホを持ち歩かなくても生活できるようになるのか、、
ちょっとワクワクする反面、
「えっ、自分の体に機械を入れるの?」
「痛くないの?」
「個人情報が盗まれたりしない?」
と不安になる人も多いのではないでしょうか。
実は、海外を中心に手の皮膚の下に小さなマイクロチップを埋め込む人がいます。日本でも関連製品や埋め込みサービスが登場しており、決して映画の中だけの話ではありません。
しかも、使い方によってはスマホを取り出さずにドアの鍵を開けたり、プロフィールを共有したり出来るんだそう。
今回は、手にマイクロチップを埋め込むと何ができるのか、費用や危険性、メリット・デメリットを今わかる範囲でまとめてみましたので参考にして頂ければと思います。
読み終わるころには、未来の生活が少し身近に感じられるかもしれませんよ!

どんどん進化していくね!

映画の世界が現実的になってきたね!
・どう便利になるのか知りたい
・手に埋め込むのは危なくないのか気になる
・痛くないのか知りたい
そもそも手に埋め込むマイクロチップとは?

人間の手に埋め込むマイクロチップは、主にNFCやRFIDという無線通信技術を使った小さな電子機器のようです。
簡単にいうと、交通系ICカードや社員証、スマホのタッチ決済などに使われている技術を、体の中に入れてしまうようなイメージです。
チップは小さなカプセル状や薄い形をしていて、一般的には親指と人差し指の間の手の甲側など、皮膚の下に埋め込まれます。
「手の中にスマホの機能が全部入るの?」
と思うかもしれませんが、残念ながらスマホのように何でもできるわけではないようです。
多くのNFC・RFIDインプラントは電池を持たず、専用の読み取り機を近づけることで通信します。
つまり、手の中に小さなICカードを入れているようなものです。
ちなみに、GPSで居場所を追跡したり、頭の中を読み取ったりする機能はないようですね。
映画のように手をかざしただけで世界中の情報が分かる、、なんてことは、まだまだ先の話ですね。
手にマイクロチップを埋め込むと何ができる?

では、実際にどんな事が出来るのでしょうか?
代表的な使い道を5つ紹介させて頂きます。
1. ドアの鍵を開けられる
対応した電子錠や入退室管理システムに登録すれば、手をかざすだけでドアの鍵を開けられます。
会社の社員証やマンションのカードキーを持ち歩かなくてもよくなる可能性があります。
「あれ?鍵どこに置いたっけ?」
出かける直前にバッグをひっくり返す、あの恒例行事ともお別れできるかもしれません。
ただし、どんな電子錠でも使えるわけではなく、チップと読み取り機の規格が対応している必要があるようですね。
2. スマホにプロフィールや連絡先を共有できる
NFC対応のチップには、URLや連絡先などの情報を書き込める製品があります。
スマホを近づけてもらえば、自分のSNSやホームページ、名刺代わりのプロフィールページなどを共有出来ます。
名刺交換のときに手を差し出して、
「名刺はこちらです!」
なんて言えたら、ちょっと未来人っぽいですよね。
ただし、相手のスマホやチップの規格によって読み取り条件は異なります。
3. パソコンのログインに利用できる
対応する製品やシステムを組み合わせれば、パソコンへのログインや本人認証に利用できる場合があるようです。
毎回パスワードを入力する手間を減らせるのは便利ですね。
ただし、すべてのパソコンで使えるわけではないようで、
対応するチップ、アプリ、読み取り機などが必要との事。
4. デジタルキーとして利用できる
製品や設定によっては、対応する電子機器や車のデジタルキーとして利用出来るものもあります。
鍵を探してポケットをゴソゴソする必要がなくなれば、かなり便利そうです。
ただし、車種やキーシステムとの互換性が必要なので、購入前の確認は欠かせませんね。
5. 情報を保存・管理できる
チップの種類によっては、ウェブサイトのURLや連絡先などを保存出来ます。
自分のホームページやSNSを登録しておけば、必要なときにサッと共有できます。
ただし、保存できる情報量には限りがあり、
スマホの写真や動画を何千枚も保存できるようなものではないようですね。
また、チップの種類によっては、一般的な情報を書き込むのではなく、認証専用として使うものもあるようです。
手にマイクロチップを埋め込む費用はいくら?

ここで気になるのが費用ですよね。
「便利そうだけど、いったいいくらかかるの?」
実際の価格は、チップの種類や埋め込みを行う医師によって異なるんだそうです。
日本で取り扱われている製品の一例をご覧下さい。
| 項目 | 価格の目安 |
|---|---|
| Spark 2 | 26,620円 |
| xSIID | 29,480円 |
| NExT v2 | 33,110円 |
| 埋め込み施術料 | 30,000〜35,000円 |
※2026年11月に確認した販売元の税込表示です。価格や取り扱い状況は変更される場合がありますのでご注意を
→VivoKey Japan | マイクロチップインプラントの日本公式窓口
例えば、29,480円のチップを選び、施術料が30,000円なら合計59,480円になります。
つまり、一般的な製品の一例では、本体と施術料を合わせて約6万円前後がひとつの目安でしょうか。
もちろん、上位モデルや特殊な製品を選べば、さらに高くなることもあります。
スマホを買い替えるほどではありませんが、気軽に試すには少し勇気がいる金額ですね。
しかも、埋め込んだら終わりではなく、対応機器や設定についても考える必要があります。
購入前には、本体価格だけでなく施術料や対応サービスまで確認しておく必要がありそうです。
手にマイクロチップを埋め込むメリット

マイクロチップを手に埋め込むメリットは、やはり便利さでしょうか。
- カードキーや社員証を持ち歩く手間を減らせる
- 対応する機器なら手をかざすだけで認証できる
- URLや連絡先を簡単に共有できる
- 電池交換が基本的に不要な製品がある
- 小型なので外から目立ちにくい
特に、電池が不要なタイプは便利ですね。
腕時計やスマートウォッチのように、充電を忘れて朝から焦ることもありません。
「昨日充電したはずなのに、もう電池がない!」
そんな経験がある人には魅力的かもしれませんね。
ただし、便利さを実感できるかどうかは、普段使っている設備やサービスが対応しているかによって変わりそうです。
手にマイクロチップを埋め込む危険性やデメリットは?

便利なマイクロチップですが、体の中に電子機器を入れる以上、注意しなければならないこともありそうです。
1. 感染症や炎症のリスク
埋め込みは皮膚に処置を行うため、感染症や炎症が起こる可能性があります。
また、体内に異物を入れることによる組織の反応にも注意が必要です。
場合によっては、チップを取り外して治療しなければならないこともありそうです。
便利さを手に入れるつもりが、病院通いになってしまっては本末転倒ですよね。
2. チップが移動する可能性がある
埋め込んだチップが、当初の位置から移動してしまう可能性も指摘されています。
手には腱や神経、血管など大切な組織が集まっています。
そのため、埋め込む場所や施術方法は慎重に考える必要がありそうです。
3. 個人情報やセキュリティの問題
チップに情報を書き込める場合、情報の管理や不正な読み取りへの対策も重要です。
特に、個人情報や認証に関係するデータを扱う場合は、どのような情報が保存されるのか、暗号化などの安全対策があるのか確認が必要です。
4. MRI検査などで注意が必要
医療機関でMRI検査を受ける際には、体内にマイクロチップがあることを必ず伝える必要がありそうです。
製品によってMRIへの対応状況や条件が異なります。
「小さいから大丈夫だろう」と自己判断するのは危険です。
また、埋め込んだチップを簡単に取り出せるとは限りません。
購入前に、取り外しの方法や費用についても確認しておくことが大切ですね。
5. どこでも使えるわけではない
これも意外と重要なポイントですね。
チップを埋め込めば、コンビニで自由に買い物ができたり、電車に乗れたりするわけではありません。
日本の交通系ICカードや一般的なクレジットカード決済を、そのまま置き換えられるわけではないので、
対応する読み取り機やサービスが必要なので、期待しすぎないようにしたほうが良さそうです。
日本でもマイクロチップを埋め込む人は増える?

今後、日本でも手にマイクロチップを埋め込む人は増えるのでしょうか?
個人的には、技術が進歩すれば興味を持つ人は増えると思います。
例えば、会社の入退室管理や自宅の鍵、パソコンのログインなどが手軽になれば、便利だと感じる人も多いんじゃないでしょうか。
一方で、日本ではまだ一般的なサービスとはいえません。
対応する機器やサービスが限られていることに加え、体に機械を埋め込むことへの抵抗感もあります。
さらに、個人情報の管理や安全性についても、十分な説明と信頼できる仕組みが必要ですね。
便利だからといって、誰もがすぐに手にチップを入れる時代になるとは限りません。
スマホだって最初は「電話なのに画面を触るの?」という時代があったと思います。
それが今では、スマホなしでは生活できない人も多いですよね。
マイクロチップも、これからの技術や社会の受け入れ方によって変わっていくのかもしれませんね。
まとめ

今回は、手にマイクロチップを埋め込むと何ができるのか、費用や危険性、メリットについて紹介させて頂きました。
- マイクロチップはNFCやRFIDを利用した小型の電子機器
- 対応するドアの解錠や情報共有、本人認証などに使える
- GPSで居場所を追跡する機能は基本的にない
- 日本での費用は製品と施術料を合わせて約6万円前後の例がある
- 感染症や炎症、チップの移動などのリスクがある
- MRI検査では必ず医療機関に申告する
- どんな決済や電子錠にも対応するわけではない
手にマイクロチップを埋め込むなんて、少し前ならSF映画の話だと思っていた人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に製品が販売され、利用している人もいます。
これから先、スマホを取り出さずに買い物をしたり、手をかざすだけで家に入れたりする生活が当たり前になる日が来るかもしれません。
ただし、体に埋め込むものだからこそ、便利さだけで決めるのは禁物ですね。
まずは仕組みや対応機器、安全性をしっかり調べて、自分に本当に必要なのかどうか考えた方が良さそうですね。
未来の生活は気になりますが、焦って自分の手を未来仕様に改造する必要はありませんね。
