サゴとタピオカって何が違うんでしょうか?
えっ!?
サゴ?
タピオカと同じじゃないの?
どっちがどっち?
って思いませんでしたか?
サゴとタピオカは見た目が同じなのに、原料はまったく別物の食べ物なんです。
ただ、昨今は黒いタピオカが主流ですので見た目で判断出来ますね。
・サゴとタピオカの違いを知りたい
・サゴの事をもっと知りたい
・トレンドをいち早く知りたい

見た目が同じなのに性格が違う!

サゴとタピオカは双子のようだね!
サゴって何?
サゴとは主にサゴヤシというヤシの幹の中心部からとれるデンプンの事を指します。
世界では東南アジアやパプアニューギニア等でよく利用されている伝統的な食材です。
サゴヤシの幹の髄を粉にしたもので、1本の木から300㎏以上のデンプンがとれる為、
サゴヤシは「命の木」と呼ばれています。
見た目は小さな粒状に加工される事が多く、
サゴプリン、サゴ餅、サゴクレープ、ココナッツサゴデザート、マンゴーサゴ等のスイーツによく使われます。
ただ、加工がしにくい食材です。
グルテンフリーで小麦・ライ麦・大麦等の穀物を苦手とする方にもオススメな食材で、
お菓子・粥・スープのとろみ付けに使われる事も多く、健康食としても注目されております。

中華料理屋でココナッツミルクにつぶつぶのサゴが入っているね!
タピオカって何?
タピオカとは、キャッサバ(芋類)の根からとれるデンプンを加工した食品です。
キャッサバは、南米原産で現在は世界中で栽培されています。
強いモチモチ食感で、粘度が高く、デザートや飲料に向いています。
グルテンフリーで加工しやすい食材です。
タピオカは、ミルクティー、台湾スイーツ、ココナッツミルク、デザートトッピング等に多く使われます。

タピオカは食感がモチモチして美味しいよね!
サゴとタピオカ比較一覧
| 項目 | サゴ | タピオカ |
|---|---|---|
| 原料 | サゴヤシ | キャッサバ |
| 産地 | 東南アジア中心 | 南米・アジア |
| 食感 | さらっと軽い | モチモチ強め |
| 粒の形状 | 小粒が多い | 大粒のタピオカが一般的 |
| 粘度 | 低い | 高い |
| 栄養 | 低脂質 | 高カロリー |
| 主な用途 | プリン、粥 | 飲料、デザート |
| 加工のしやすさ | 難しい | 簡単 |
東京エリアでサゴが食べられるお店
香港物語スイーツ
営業時間:11:00~22:00(LO:21:00)
定休日:無し
住所:東京都新宿区四谷2-11-8 オフィスコート四谷1F

サゴパールの作り方

激むずレシピだよ!

お店で食べるのをオススメするよ~
・サゴ粉・・・100g
・ぬるま湯(40~50℃)・・・40~50㎖
・砂糖・・・小さじ1
・片栗粉・・・少量
①ボウルにサゴ粉を入れ、少しずつぬるま湯を加える
※少量ずつ入れながら指先で全体をしっとりさせるイメージ、べたつく場合サゴ粉を追加してまとめる
②生地をこねて耳たぶくらいの固さにする
③小さく丸めて粒をつくる
※指先で細く棒状に伸ばし、切って2~3mmぐらいに丸める
④表面に片栗粉を軽くまぶす
※粒同士がくっつくのを防ぐ為、ザルに入れて余分な粉を振り落とす
⑤沸騰したお湯で茹でる(4~7分)
※透明になったら火を止めて1分蒸らす、茹でたら溶ける場合は生地が柔らかすぎ
⑥氷水に入れて冷やす
⑦ココナッツミルク、ミルクティー、フルーツ等に入れて完成!

